ユークリッド原論をどう読むか(12)
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ユークリッド原論

第8巻
 
命題8ー24(3項平方数の比例の第4項)
(平方数は相似)
もし
 2つのが互いに
 平方数平方数対するをもち、
 第1の平方数である
ならば、
 第2の平方数
であろう。




 2A、Bが互いに
 平方数Cが平方数Dに
 対するをもち、
 Aが平方数である
とせよ。

 Bも平方数である
と主張する。

 C、Dは平方数である

から、
 C、Dは相似平面数である。

それゆえ
 C、Dの間には1つの比例中項が入る。

そして
 CがDに対するように
 AがBに対する

ゆえに
 A、Bの間にも1つの比例中項が入る。

そして
 Aは平方数である。

したがって
 Bも平方数である。

 これが証明すべきことであった。
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