ユークリッド原論をどう読むか(11)
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ユークリッド原論

第7巻
 
命題7ー25(対して素なら2乗も対して素)
もし
 2つの
 互いに素である
ならば、
 それらの1つの2乗
 残りの対して素
であろう。



 A、Bを互いに素である2
とし、

 Aが2乗してCをつくる
とせよ。

 B、Cは互いに素である
と主張する。

 DをAに等しく
せよ。
      [......(a)]

 A、Bは
 互いに素であり、

 AはDに等しい

から、
 D、Bも
 互いに素である。

それゆえ
 D、Aの双方は
 Bに対し素である。

ゆえに
 D、Aの
 Bに対して素
であろう。

ところが
 D、Aの
 Cである。

よって
 C、Bは互いに素である。

これが証明すべきことであった。
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