ユークリッド原論をどう読むか(13)
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ユークリッド原論
第9巻
命題9ー27(奇数から偶数をひくと奇数)
もし
奇数から
偶数が引き去られる
ならば、
残りは奇数であろう。

奇数ABから
偶数BCが引き去られた
とせよ。
残りのCAは奇数である
と主張する。
単位ADが引き去られた
とせよ。
[......(a)]
そうすれば
DBは偶数である。
-
命題の設定により、
AB=奇数、
となっているから、
前節、
定義7ー7(奇数)
による。
-
DB=偶数
となっている。
ところが
BCも偶数である。
ゆえに
残りのCDは偶数である。
-
前節、前々節
命題9ー24(偶数から偶数をひくと偶数)
による。
-
CD=偶数
となっている。
したがって
CAは奇数である。
これが証明すべきことであった。
- 命題9ー27は、
A;奇数、
B;偶数、
A>B
のとき、
AーB;奇数
のことである。
- 命題9ー27は推論用命題である。
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