ユークリッド原論をどう読むか(13)
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ユークリッド原論
第9巻
命題9ー26(奇数から奇数をひくと偶数)
もし
奇数から奇数が引き去られる
ならば、
残りは偶数であろう。

奇数ABから
奇数BCが引き去られた
とせよ。
-
「数(について)・・・とせよ」は、
コメント4(命題7ー1)
参照のこと。
-
AB=奇数、BC=奇数
ABーBC=CA
となっている。
残りのCAは偶数である
と主張する。
ABは奇数である
から、
単位BDが引き去られた
とせよ。
そうすれば
残りのADは偶数である。
-
前節、前々節
定義7ー7(奇数)
による。
-
AD=偶数
となっている。
同じ理由で
CDも偶数である。
したがって
残りのCAは偶数である。
-
前節、前々節、
命題9ー24(偶数から偶数をひくと偶数)
による。
-
ADーCD=CA(偶数)
となっている。
これが証明すべきことであった。
- 命題9ー26は、
A、B;奇数、
A>B
のとき、
AーB;偶数
のことである。
- 命題9ー26は推論用命題である。
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