ユークリッド原論をどう読むか(2)
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ユークリッド原論
第1巻

命題1ー15(対頂角) 
対頂角
もし
 2直線が互いに交わる
ならば、
 対頂角を互いに等しくする。  2直線AB、CDが
 点Eにおいて互いに交わる
とせよ。

 AECはDEBに、
 CEBはAEDに等しい
と主張する。



 直線AEは直線CDの上に立ち、
 CEA、AEDをつくる
から、
 CEA、AEDの和は2直角等しい
      【・・・(1)】 また
 直線DEは
 直線ABの上に立ち
 AED、DEBをつくる
から、
 AED、DEBの和は2直角等しい そして
 CEA、AEDの和が
 2直角等しい
ことも先に証明された。

それゆえ
 CEA、AEDの和は
 AED、EDBの和に等しい

 双方からAEDが引き去られた
とせよ。

そうすれば
 残りのCEAは残りのBEDに等しい 同様にして
 CEB、DEAが等しい
ことも証明されうる。

よってもし
 2直線が互いに交わる
ならば、
 対頂角を互いに等しくする。

 これが証明すべきことであった。       目次   頁頭