ユークリッド原論をどう読むか(1)
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ユークリッド原論
第1巻

命題1ー7(3辺相等1) 
(作図.底辺に対する他の2辺の交点)

 一つの線分底辺
として、
 [それと]三角形をなす2線分
 それぞれ等しく
 同じ側にことなった交わり
 最初の2線分と同じ端をもつ
[ような]
 他の2線分をつくることはできない。
もし可能ならば、  同一の線分AB上にCで交わる
 2線分AC、CB
が与えられ、

 それとそれぞれ等し同じ側
 ことなったDで交わ
 同じ端をもつ
 他の2線分AD、DB
がつくられ、
 CAはDAに等しく同じ端Aをもち、
 CBはDBに等しく同じ端をもつ
ようにされ、

 CDが結ばれた
とせよ。 そうすれば、
 [線分ACでBと同じ、
 線分BCでAと反対になる場合]

 ACはADに等しい
から、  ACDもADCに等しい それゆえ
 ADCはDCBより大きい したがって
 なおさら
 CDBはDCBより大きい
      【・・・(1)】 また、
 CBはDBに等しい
から
 CDBもDCBに等しい ところが、
 それよりなおさら大きいことも証明された。
 これは不可能である。 したがって、
 2つの場合の結果から
 不可能であるとわかる。]

〔よって〕
 一つの線分底辺
として、
 三角形をなす2線分にそれぞれ等しく
 同じ側にことなった交わり
 最初の2線分と同じ端をもつ
 他の2線分をつくる
ことはできない。  これが証明すべきことであった。       目次   頁頭